Emanon Proには、WordPressのプラグインを使用せずに記事投稿者のプロフィール欄「この記事を書いたい人」を表示する機能があります。
記事の文末に投稿者の顔写真や経歴などの情報を表示することで、Webサイト訪問者へ信頼性と親近感を高める狙いがあります。
初期値の状態では、投稿者プロフィールの表示機能を有効にしても上記画像のように顔写真が表示されません。
このページでは、顔写真の表示方法からプロフィール情報の設定まで解説します。
プロフィール欄の表示
プロフィール欄には次の項目を表示することができます。
- 顔写真
- 氏名
- ウェブサイト
- Google+
- 役職
- プロフィール詳細
顔写真の表示は、無料で使えるGravatar(グラバター)を使用します。
Gravatarのアカウント登録に進む前に、あらかじめスマホやデジタルカメラ等で顔を撮影し、写真をPCのデスクトップに保存しておきましょう。
Gravatarアカウント登録
Gravatarは、コメント欄のアバター表示にも使用することができるサービスです。登録手順に沿って作業をすれば簡単にサービスを利用できます。
Gravatar(http://ja.gravatar.com/)にアクセスすると下記ページが表示されます。「Gravatarを作成」をクリックし、アカウント登録に進みます。
アカウント作成画面では、メールアドレス、ユーザー名、パスワードを入力し、「Sign up」をクリックします。
メールアドレスにアンダーラインが含まれていると登録することができません。また、ユーザー名は英数小文字だけしか使用できませんので注意してください。
もし、WordPress.comのアカウントを持っている場合は、「I already have a WordPress.com account !」 をクリックしてGravatarにログインしてください。
メールアドレス、ユーザー名、パスワードが無事登録されると、下記ページが表示されます。

登録したメールアドレスにGravatarから下記画像と同じメールが自動送信されます。「Activate Account」をクリックします。
「Activate Account」をクリックすると、下記画像と同じページが表示されます。「Sing in to Gravatar」 をクリックし、ログインしましょう。これでGravatarのアカウント登録は終了です。次は、顔写真のアップロードです。
顔写真のアップロード
下記画像は、Gravatarのログイン後の画面です。
「Add one by clicking here!」をクリックし、顔写真のアップロードに進みます。
「Upload new」をクリックし、デスクトップに保存しておいた顔写真をアップロードします。
顔写真のアップロードが終わりましたら、「Next」をクリックし、画像のトリミング編集に進みます。
画像のトリミングが必要な場合、ここで編集を行います。トリミング範囲が決まりましたら、「切り抜いて完成!(Crop and Finish!)」をクリックし、次のページに進みます。
Gravatarでは、顔写真を4つの段階で評価することで表示を制御します。ここでは、「Rated G」を選択してください。顔写真の設定は以上で終了となります。
投稿者プロフィール設定
最後に、WordPress管理画面 > ユーザーから先ほど登録したGravatarのアカウントとWordPressのユーザーを連動させます。
Gravatarのアカウントに登録したメールアドレスをプロフィールのメールアドレス (必須)に反映させてください。これにより、Gravatarで登録した顔写真がWordPressで表示されます。
Emanon Proのユーザープロフィールページには、ウェブサイト・Twitter・Facebook・Google+・Instagram・役職・プロフィール詳細を入力する欄があります。
例では、ユーザー個人のTwitterURLと会社用のFacebookページURL、役職と簡単なプロフィール(自己紹介)文を入力しています。
投稿者プロフィール機能を有効にする
WordPress管理画面 > 外観 > カスタマイズ > コンテンツ設定 > 投稿者プロフィールで、「投稿者プロフィールの表示」にチェックを入れると、投稿ページの文末に記事を作成したユーザーのプロフィールが表示されます。
初期値では、「この記事を書いた人」と表示されています。この文言は、「ライター」や「投稿者」など自由に表現を変更できます。
WordPress管理画面 > 設定 > ディスカッション設定で、「アバターを表示する」にチェックが入っていないと、投稿者プロフィールに顔写真が表示されませんのでご注意ください。
また、Gravatarを利用するとコメント欄のアバターに顔写真の表示が可能となります。
ディスカッション設定には、アバターの評価による制限という項目があり、Rating単位でアバターの表示を制御できます。
- G — あらゆる人に適切:すべてのウェブサイト上での表示に適している写真
- PG — 不快感を与える恐れ — 13歳以上の人向き:失礼なジェスチャーや挑発的な服装をしている写真
- R — 18歳以上の成人向き:ヌードや薬物使用などが含まれる写真
- X — 最高レベルの制限:過激なセクシャル・暴力的な表現が含まれる写真
記事ごとに投稿者プロフィールを変更する
複数で記事コンテンツを作成する場合、あらかじめ投稿者をユーザー登録することで、記事ごとに「この記事を書いた人」を表示することできます。WordPress管理画面 > ユーザーからユーザー登録ができます。
記事ごとに投稿者プロフィールを変更したい場合、まずWordPress投稿ページの表示オプションで「作成者」にチェックを入れます。
投稿ページの下部に表示されている作成者(ユーザー)を選択することで、記事作成者の投稿者プロフィールを変更できます。
顔写真の公開に抵抗がある方には、似顔絵をおすすめします。無料のイラストツールを使うことで自分に似たアバターを作成することができます。