CTAは「Call To Action(コールトゥーアクション)」の略語です。Webサイトに訪問した人にとってもらいたい行動(アクション)を呼びかけるという意味です。メルマガの登録や資料請求、無料コンテンツのダウンロードなどの行動を喚起し、サイト訪問者のコンタクト情報を収集します。
収集したサイト訪問者のコンタクト情報(主にメールアドレス)を通じて、商品購入やサービス利用へ誘導することが狙いです。
Emanon Proでは、CTAボタンを投稿ページと固定ページに設置することができます。プラグイン「Contact Form 7」に対応しており、コンタクトフォームを埋め込むことも可能です。
設定方法
WordPress管理画面 > 外観 > カスタマイズ > CTA設定をクリックすると、下記画面が表示されます。

CTA表示設定
CTAのデザインは、CTA(投稿ページ・固定ページ)、フッターCTA、PopUp CTAの3種類があります。
- CTA(投稿ページ・固定ページ):ページの文末に表示するCTAです。
- フッターCTA :全ページ共有のCTAです。フッター上部に表示されます。
- PopUpCTA:ページのスクロールに応じて表示されます。

CTAを表示したい箇所にチェックを入れてください。
PopUp型のCTAは、 PopUp CTA(フロントページ)の表示、投稿ページの表示、固定ページの表示、ランディングページ[セールス]の表示、アーカイブページの表示をいずれかの項目を有効にすることで、パソコンからサイトを閲覧すると表示されます。
スマホやタブレット端末でも表示したい場合、PopUp CTA(モバイル)の表示を有効にしてください。
CTA(投稿ページ・固定ページ)
CTA(投稿ページ・固定ページ)は、ページの下部に表示されます。ページの内容に合わせてCTAを表示できるように、共通・ 潜在客向け・そのうち客向け・比較客向け・見込み客向け※の5パターンの設定が可能っです。

潜在客向け・そのうち客向け・比較客向け・見込み客向けのCTAを設定する必要がない場合、CTA設定(共通)を設定することで、全ページ共通の内容となります。
※サイト訪問者は、ニーズとウォンツの状況に応じて4つに分類することができます。SNSや広告で潜在客にPRし、そのうち客、比較客へと育てながら、見込み客へとリードすることで、Web集客による成果が出やすくなります。
- 潜在客:顧客になる条件を潜在的に持っている。悩みや欲求に自覚がない。
- そのうち客:悩みを解決したい欲求があるが、今すぐ必要だとは感じていない。
- 比較客:商品購入の判断基準が定まっていない状態。欲求の刺激が必要。
- 見込み客:商品の必要性と購入欲求は高まっている。あと一押しの状態。
CTA設定(共有・潜在客・そのうち客・見込み客)
下記はCTA設定画面の各項目です。画像レイアウト、タイトル・テキスト、ボタンURL、ボタンテキストや配色などの設定が可能です。

CTAの画像配置は、画像レイアウトで左配置・中央配置・右配置を指定できます。
画像レイアウトの配置例



ボタンURL
ボタンURLには、Webサイトに訪問者に見せたい固定ページのURLや外部サイトのURLを入力します。Contact Form 7タグには、プラグイン「Contact Form 7」のショートコードを設定することもできます。

CTA(投稿ページ・固定ページ)の指定と非表示設定
CTA(投稿ページ・固定ページ)はページ単位で、CTAの種類を指定できます。この機能には、ページの内容に応じてCTAを変更することでCV率を高める狙いがあります。
投稿・固定ページともに、初期値はCTA(共通)です。ページの編集画面右下にあるCTA設定で、表示したい種類をページごとに設定することができます。

ページ単位で、CTAを非表示にしたい場合、ページの編集画面で、「CTAを非表示にする」・「PopUp CTAを非表示にする」を有効化してください。
CTA設定(フッター)
WordPress管理画面 > 外観 > カスタマイズ > CTA設定 > CTAフッター設定をクリックすると、下記画面が表示されます。

フッタータイトル(ロゴ画像 altタグ)には、サイト名が初期値となっています。フッターロゴに画像をアップロードしない場合、フッタータイトルが表示されます。
CTAフッター設定例
メッセージには、営業時間やCTAボタンのクリックを誘導するPR文を入力して下さい。
PopUp型CTA

PopUp型CTAは、スクロールすることでページの下部から浮き上がるタイプのCTAです。ページ(投稿・固定)用のCTAと比較すると情報を記載するエリアが限られているため、メルマガ登録への誘導などのシンプルなCTAに向いています。
PopUp CTA(モバイル)の表示を有効化した場合、スマホ・タブレット時にモーダルウィンドウ形式で表示されます。
