Emanon設定 多言語は、サイトを多言語化(最大6言語)する場合に使用する機能です。hreflangタグ(rel=”alternate” hreflang=”x”)をheadタグ内に出力し、検索エンジンに多言語ページの存在を通知します。

  • 多言語機能にページの翻訳機能はありませんのでご注意ください。
  • 自動翻訳機能を提供するプラグインの動作保証はございません。各プラグインのご利用にあたっては自己責任となりますので、ご留意ください。
  • 多言語機能は、サブディレクトリのみに対応してます。
  • ルートサイト(翻訳元)とサブディレクトリサイト(翻訳)のページ構成・URL スラッグは同一にします。

多言語設定

Emanon設定 多言語は、ルートサイト(翻訳元)とサブディレクトリサイト(翻訳)の両方で設定を行ってください。WordPress管理画面にログイン後、メニュー名「Emanon設定」をクリックし、タブ「多言語」をご覧ください。

Emanon設定 多言語

切り替えボタン[ヘッダー]の表示

ヘッダーメニューの右側に多言語サイト「切り替えボタン」を表示します。切り替えボタン[ヘッダー]は、パソコン[PC]またはスマホ[SP]で表示・非表示の設定が可能です。

切り替えボタン[ヘッダー]

切り替えボタン[ラベル]にテキストを入力すると、ボタンの下にラベルが表示されます。切り替えボタン[ラベル]をスマホでも表示したい場合は、有効[SP]を有効にします。

切り替えボタン[ヘッダー]の表示例

ボタンスタイル

複数の言語に翻訳したWebサイトがある場合複数の言語リンクを指定します。翻訳サイトが1サイトのみの場合言語名[1]リンクを指定してください。ボタンスタイルの言語名[1]リンクを指定すると、言語名[2]から言語名[6]の設定は反映されません。

サイト言語を選択

WordPress管理画面にログイン中サイトで使用する言語を指定してください。

言語を選択・サイトURL

切り替えボタン」に表示したいメニュー名リンクURLサブディレクトリサイト(翻訳)の言語に合わせて設定します。

言語名【1】〜言語名【5】は、「切り替えボタン」をクリックした際に表示されるメニュー名に適用されます。サイト階層【1】〜サイト階層【5】は、サブディレクトリーを指定します。

言語名【1】〜言語名【5】は下記の言語から選択できます。

言語コード【6】

言語名【1】〜言語名【5】の選択肢にない言語用の設定です。言語コード【6】には、ISO 639-1 言語コードを入力してください。

ISO 639-1 言語コード

ISO 639-1 言語コード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ISO 639-1 言語コードとは、言語の名称の略号を規定した国際規格です。ISO 639-1 の欄から英文小文字の略語をコピーして言語コード【6】に入力してください。

サブディレクトリ(翻訳)の設定

ルート(ドメイン)の下層に配置するディレクトリ(フォルダ)のことをサブディレクトリといいます。多言語設定の内容(サイトURL[1]〜[6])に合わせて、サーバーの管理画面からサブディレクトリを追加してください。

サブディレクトリ設定例

下記は、ルート https://wp-emanon.jp/に設置したサブディレクトリの例です。

ルート翻訳元:例 日本語例:https://wp-emanon.jp/
英語翻訳 言語コード en例 https://wp-emanon.jp/en/
ドイツ語翻訳 言語コード de例 https://wp-emanon.jp/de/

urlの末尾(上記例:太文字の箇所)がサブディレクリです。サブディレクリは、言語コードISO 639-1 言語コードを指定してください。

サブディレクトリを追加が完了しましたら、サブディレクリごとにWordPress本体をインストールし、WordPressテーマ「Emanon Premium」をインストール・有効化します。

設定例 日本語/Englishの切り換え

ここでは、日本語サイト(翻訳元ルート)https://wp-emanon.jp/とし、英語サイトhttps://wp-emanon.jp/enサブディレクトリに設置済みとします。

ルート:日本語サイトの設定

翻訳元である日本語サイト(例 https://wp-emanon.jp/)のWordPress管理画面にログインし、Emanon設定 多言語の設定を下記のように指定します。

まず、日本語/Englishの切り換えボタンをWebサイトのヘッダー右側に表示する設定を行います。

  • 切り換えボタン[ヘッダー]の表示を有効に切り換え
    • 有効[PC]:パソコン画面で表示・有効[SP]:スマホ画面で表示
  • ボタンスタイル言語名[1]リンクを指定
  • 切り換えボタン[ラベル]に翻訳ページ(https://wp-emanon.jp/en)の言語(English )を入力

次に翻訳元であるWebサイトのサイト言語とサブディレクトリにある翻訳サイトの言語[1]の設定を次のように設定します。

ルート https://wp-emanon.jp/の設定画面
  • サイト言語日本語に設定
  • 言語を選択[1]Englishに設定
  • サイト階層[1]サブディレクトリに指定
サブディレクトリ:英語サイトの設定

英語サイト(例 https://wp-emanon.jp/en/)のWordPress管理画面にログインし、Emanon設定 多言語の設定を下記のように指定します。

English/日本語への切り替えボタンを表示するための設定を行います。

  • 切り換えボタン[ヘッダー]の表示を有効に切り換え
    • 有効[PC]:パソコン画面で表示・有効[SP]:スマホ画面で表示
  • ボタンスタイル言語名[1]リンクを指定
  • 切り換えボタン[ラベル]に翻訳元ページ(https://wp-emanon.jp/)の言語名(日本語 )を入力

次にサブディレクトリのサイト言語とルートサイトである翻訳サイトの言語[1]の設定を次のように設定します。

設定例:https://wp-emanon.jp/en/
  • サイト言語Englishに設定
  • 言語を選択[1]日本語に設定
  • サイト階層[1]ルートに指定

以上の設定でWebサイトのヘッダー右側に翻訳ページへの切り換えボタンが設置されます。

日本語/Englishの切り換え
ボタン表示例

翻訳ページへの切り換えボタンは、外観>カスタマイズ>配色設定>ヘッダーパネル設定にあるボタンから色を指定できます。

配色設定>ヘッダーパネル設定

metaタグ設定 Hreflangを有効化

Emanon設定 タグのmetaタグ設定でHreflangを有効化してください。headタグ内にEmanon設定 多言語で設定した言語に応じたhreflangタグ(rel=”alternate” hreflang=”x”)が出力されます。

hreflangタグ出力例

<link rel="alternate" hreflang="ja" href="https://wp-emanon.jp/" />
<link rel="alternate" hreflang="en" href="https://wp-emanon.jp/en/" />

hreflangタグの設定によりGoogle検索に他の言語に翻訳された別バージョンのWebサイトがあることを知らせることができます。詳細ページのローカライズ版について Google に知らせる